河原でティータイム

「僕のバイブル」

僕は元々エサ釣りの究極を求めてたんだけどひょんな事からルアーに転向しちゃったんだよ。

まぁ、理由は今度お話しするとしてエサ時代からお憧れでそして目標にしてきた人が居るんだ

けど、岩手出身の伊藤稔さんて方ご存知ですか?ゼロ釣法って言えばルアーマンも知って

いると思うケド僕が師を知ったのは「究極のヤマメ釣り」って本からで、

当時それなりの釣果を出していた僕にとっても本当に衝撃的な本でしたよ。

マジで!あの頃、エサ師で感動と衝撃を受けなかった釣り人は居ないくらいだったよ。

そして僕は一発でトリコになり伊藤さんのファンになっちゃったんだけど、

究極・・は何度も読み返したもんだ。もうボロボロになるくらいにね。

だってさぁ東北と九州じゃ微妙にフィールドの解釈が違うし僕の地元はアマゴ圏だし!

釣りに行って疑問に感じたらすぐ家に戻って読み返しまた川へ戻る。その繰り返し!

最後には川に本を持っていって読みながら釣りしてたなぁ(笑

そんなんだから今でも適当に選んだページの冒頭を朗読されるとその後の文章がスラスラ出て

来るくらい暗記しちゃってます。

まぁその位ハマってたんで、ご本人にぜひ逢いたいと思いアポなしでご実家に押しかけ訪問!

九州から逢いに来たと言ったらびっくりされたけどとても気さくでいろいろな話をしてくれた。

当の僕は緊張しまくりでもっと色んな質問したかったんだけどね・・・

それがきっかけとなってプチお付き合いが始まったんだけど九州に取材で来られると

連絡を受けた時は本当に嬉しかったなぁ。3日間だったけど感動でした。

その時、故西山さんも紹介してもらったし。

まだ、ゼロが完成する前の事で、僕が細糸使うために硬調子の「ハエ竿」使ってると話したら

大いに関心されて誉めてくれたのを思い出すなぁ。

今ではミノーオンリーだけどこの伊藤さんの著書の影響はかなり大きいと思う。

特に、波を読む目とその理論!そしてエノハの付き場!

ルアーとエサでは全然違うという人も居るけど僕は似たような部分が沢山あると感じている。

だからこの理論をもっと推し進めてミノーイングに当てはめていきたいと日々鍛錬の毎日

です。