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 06'08,23 母なる川!


いきなりのチェイス!
引っ張り出したのは綺麗なエノハ




8寸と泣き尺!良い引きしてくれました

口から10cm程のアブラメが出てきた。
こんなサイズのベイトを一飲みに!恐るべし食欲
それよりも、こんなん食べてたら
お腹はいっぱいなハズ!
それでもチェイスするんだなぁ
ある意味“反射喰いの理論”が実証された一尾


「母なる川」 僕の地元でそう呼ばれてきた川がある。

それにしても良い響きだ。釣り人の性でついつい魚関係に結び付けて

しまうがエノハがわんさか湧いて出てきそう、なんて単純な想像をしてしまう

のは僕だけだろうか?どちらにせ「古来よりいろんな意味で人々に恩恵を

授けてきた川なんだろうな。これからもこの母なる川を大切にしていきたい。

もちろん釣り人としてだけじゃなく全てにおいてね!

そして今日もこの母なる川の恩恵を蒙る事になるんだけど・・・

最近の僕は宮崎のマドロスさんやS・Sのnumaさんの影響?

で源流に興味を持っている。もちろん本流、渓流への浮気心?

は十分残っているんだけど、なんか最近の本流はね・・・

もう少し川が蘇ってからかな?それよりも魚の綺麗さ、天然度、

ロケーションから以前のように渓流へ自然と足が向くようになって、

とうとう源流に手じゃなく足?を出すようになっちゃったヨ。

コレに関しては元々興味はあったけど前記のお二人の助言がなければ

踏み込んでいなかったと思う。(本当に感謝です)で、今日入った川は

渓流なんだけど下流と上流は完全な里川。そして今日の区間が人の侵入を

簡単に許さない渓流というより源流といった方が逢ってるエリアだ!

岩登り、ヘツリ、泳ぎと渓を詰めて行く程に源流の趣きが色濃く出てくる!

以前は敬遠してしまいそうな大岩がゴロゴロしてるエリアも最近の僕は

とても楽しい。でも単独行なので無理をせずゆっくりと上っていく。

ここゾといううポイントでは必ずアタリがあり思っていたより魚影が濃い。

でも前回同様型が・・・

まぁあまり贅沢を言うと釣れる物もも釣れなくなりそうなんで!

水量は安定してきてもおかしくないのに増水している。安全には十分気

をつけ丁寧にそしてしつこくミノーを通していく。

かなり上流まで上がってきた。でも上流の開けた集落までは随分ある。

帰りも川を下る予定にしてるので昼食をとって気分転換!

午後からの大物に期待をしてお湯を沸かす。今日は春印の特製ラーメン!

まぁ単なるインスタントなんだけど素晴らしいロケーションで食べる食事は

実に美味しいものである。仕上げはいつものドリップコーヒーに

今日はビスケットを持ってきた。さあエネルギー満タン!勝負再開だ。

魚の顔は十分に拝んでいる。後は大物と挨拶するなんだけど・・

午後からは大場所1本に絞りテンポよく詰めて行く。もちろんポイント

でもダイレクトに一等地から打っていく。数を稼ぐ戦略と逆の方法だ!

再開し最初の大場所で願いをこめてキャスト。

しろ泡の中をエミシが通過したときその後ろで一瞬キギラッと見えた。

ん?良型!だけど誘いのタイミングが出せない。ヤバイ!こんな時は

無理せず一度ミノーを見せるだけのアクションにしてプレッシャーを

掛けないようそっと戻す。そして再度キャスト!今度はしかっりと

そしてジルジリとトゥイッチを刻む。すると多分先ほどのヤツだろう?

エノハのバイト!そしてしっかりとフッキング!おぉ良い型じゃん!

久々に出会う良型。なんとか・・・更に同じポイントで2本目を追加。

今度は筋が読めてきたのでダイレクトにトレース。一発でヒットの改心の

一尾。最初のヤツよりチョット大きい。尺までは届かないが十分なボディだ。

そして狙って出せたのが更にうれしい。写真撮影後そっとリリース。

来年が楽しみな魚体であった。そして次の大場所でも9寸クラスがヒット。

昼飯が効いたかどうかは解んないけど上流に上がるにつれ型がよくなって

きている気がする。だけど、帰りを考えあまり奥までは詰めれないんだな。

とりあえず占めの1本がでたとこで納竿。尺物には出会えなかったが

十分楽しめた。9月になったらここから上を攻めて上流の集落まで

詰めてみよう。

そうしたらもっと良い魚に出会えるかも知れないしね。

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