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 07' 07/28 白昼夢の様な出会い

抜群の渓相を見せた谷だったが魚影は全く無かった

水質、魚影ともに素晴しかった渓流域

ポイント、ポイントでしっかりチェイスが!しかし暑い1日であった

オレンジの体側がとても綺麗だったヤマメ

この8寸クラスがガンガンまとまってチェイスしてくるのだ
ちょっと銀毛が入ってはいるが十分綺麗だ!


この底には粘ったらかなりの大物が着いているのだろう!
だって、表層をトレースしただけであのクラスだからネ・・・・


途中からヤマメの容姿も変わってきた!
ヌメリが強くなりなんとなく天然系を感じさせる

 今回、天然系の可能性を求め以前から気になっていた渓を目指

 そうと考えていた僕は綿密な計画を立てその渓に降り立った。

 ソロで源頭まで目指すには十分すぎる装備と絶対に無理をしない

 事!常に危険を意識して慎重に遡行していく事!と自分に言い聞

 かし目標の流れを登っていく。詰めて行く程渓相は素晴しくなり

 「いかにも」の流れが連発する。しかしエノハの気配は無くチェイス

 すらない。たまに反応があるのはアブラメばかり!「ナヌー」である

 何かがおかしい、絶対着いているだろうポイントでも反応が無い。

 ちょっと開けたポイントで、ふと山を見上げるとナ・ナント伐採後の

 ハゲ山が延々と連なっているではないか!確かに川にも泥系の濁

 りの後が見受けられる。もっと上流部にはパラダイスがあるかも

 知れないとも思ったが、反応が悪いのとその山を見せられてやる

 気が一機に激減。地図にある山道らしきものを見つけ早々に下山

 した。ちょっと出鼻をくじかれたが時間はある。さぁ〜どこ行くか!

 地図を見ながら本流筋の上流部に決めた。そこは渓流の様相

 だが谷が詰まっており、ライト源流の様に見える。(あくまでも地図

 上)更に道路から離れており竿抜けの可能性も高い。隔離された

 場所だけに放流物に混じって、天然系の血を色濃く残した固体も

 居るんじゃないか?なんて期待も膨らむ。

 入渓ルートを探し早速アタック!程なくして7寸位のキレイなヤマメ

 がバイトしてきた。「お〜居る居る」僕のテンションも上がってきた。

 魚は大場所、小場所を問わず飛び出してきて、魚影の濃さが伺え

 た。川を曲がると大きな滝に出くわし、その釜を攻めると8寸クラスが

 5,6匹とまとまってチェイスしてくる。「ここはなんなんだ〜」とにかく

 凄い!こんなグッドサイズがまとまってくるなんて!興奮と初体験

 で笑いがこみ上げてくる。そしてそれは最後まで続いた。

 1本目の滝を安全を期して高巻き、その上へ降りてから景色が一辺

 した。大滝の連続で合計7連瀑!そこは正に桃源郷の様な素晴し

 い景色で(行った事無いケド)プチ源流どころか、源流の装いを

 かもし出している。そこでちょと休憩!しばし景色を満喫しその

 瀑布群に挑んだ。もちろん無理せず高巻きしては下降しての連続

 だったが2本だけ滝を直登!炎天下でのシャワークライミングは本当

 に気持ち良かった。そしてヤマメはその滝つぼはもちろん、いい流

 れの中からも、相変わらず8寸〜泣尺がまとまってチェイスしてくる

 のだ。中には天然系と思わせる固体も出て更に興奮!

 まるで、白昼夢を見てるのかと思うくらい感動した。多分ヘビーシン

 キングやディープを使ったらもっと良いのに出会えたかもしれないが

 もう十分満足!滝が終わったところでロッドをたたみ道路までの

 ルートを探し、明日ラムさんと同行する為待ち合わせ場所へと

 急いだ。さぁ今夜はキャンプだ!明日は大物狙いだ!
安全なルートを確保し慎重に進む!しかし素晴しかった!

天然系を感じさせる無班エノハ

僕の中では原始の血が色濃く残っている部類だ
正に「エノハ」である

さぁ明日はどんなドラマが・・・・・・・
つい遅くまでラムさんと盛り上がった
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