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 07' 03/31 「櫻前線未だ南下せず」

本流はとにかくヒドイ濁りと増水!かたや上流部は

素晴しい渓相と透明度の高い流れ。

普段だと本流もこの位綺麗なのだが・・・・・・





サクラは満開、サクラマスは



 毎年恒例のT川詣出!

 今年は例年よりちょっと遅れて月末に初チャレンジとなった。

 今回ももちろんサクラとの出会いに期待が膨らむのは当然として、

 例年にない楽しみが一つ!それは、昨年より始めたブログにて

 知り合った「櫻鱒道徳」(サクラマスミチノリ)さんとの出会いである。

 彼はT川が地元で今年よりサクラマスを始めたアングラー。

 しかしながらソルトでの実績はそうとうなモノでとにかく研究熱心である。

 ちょうど僕がブログを始めたばかりの頃に交流が始まり、

 「お互いお会いしたいですね」と書き込みあっていた仲である。

 よって、今回はWサクラの出会いを期待し月夜の中

 北へと車を走らせた。

 早朝、最初のポイントに到着。川を見てビックリ!!

 凄いニゴリと増水である。

 「あちゃ〜こりゃキビシイわ」なんてつぶやいていると一人の

 アングラー発見!「おっサクラさん?」なんて勝手に思いながら

 そそくさと準備開始。しばらく見ているとコッチに釣り上って

 来るではないか。彼に僕の車種を連絡しておいたので間違いない

 と思いビッグトラウトネットを最後に担ぎ川へ。

 近づいていくと今度はどんどん下っていく。「あれれ?」仕方なく僕も

 釣り開始!ココゾという流れを丹念に探りながら少しずつ

 釣り下っていく。川が開けたトコで2人組だと気づく。

 「間違いかな〜?」なんてつぶやきながら先程までたたかれ

 ていただろう流れにとりあえず杭となる。そこは、1昨年僕の

 目の前で広島から来られたアングラーがサクラをバラしたポイント。

 実績はある。が、しかし・・・・・・・・・・いかんせんこの濁りと増水である。

 言い訳になるがこれではたとえ魚が居ても満足に戦えない。

 それでも黙々とキャストを繰り返し、丹念にリトリーブを続ける。

 「何時か」の期待を胸に秘め集中力を持続していく。

 折もう一方のサクラさんが気になりキョロキョロはするが

 とにかく底を丹念にとって初めての出会いをシュミレーションしていた。

 流石に「ふ〜ッ」っとテンションが落ちたのは3時間後。

 車に戻ると9時前である。

 「ん〜どっちのサクラも居ないなぁ」なんてつぶやきながらその後

 お昼まで2箇所のポイントで粘るも全く反応なし。トホホ・・・・・

 この分ではダメかなと思い気分を切り替え上流部のH支流へ入渓。

 気分転換にヤマメと遊ぼう。サクラは濁りの取れた夕方にでも!

 上流部は水が澄み要所要所でヤマメが出たが全てヒレマルの

 放流モノ。しかも20cm弱の型ぞろい。ガックリである。

 Wパンチ状態でノックダウン寸前。更に途中で入った温泉があまりにも

 気持ちよく完全にテンションダウン。

 サクラさんには大変申し訳なかったが、帰りの事も考え夕刻

 黄砂の舞うT川を後にした。

 「サクラさん逢えなくて残念!再度リベンジいたしますので

 そのときは・・・・・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえずWサクラには出会えなかったが

 気持ちを癒してくれた桜にて今後のサクラを期待いたします
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