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Oil Fin 2008-1

08' 03/29 そろそろスイッチ入るかな?





顔の周りにまでびっしりと斑紋を浮かべたマダラ系・・良い魚だ!






平均アベレージは6寸程といったところか



午後から入った渓で出合った餌師のおいちゃん。「わしゃコマイのと釣りすぎはせん!魚が減ると次が楽しめんじゃろ」・・・えらい!

金曜日の深夜、愛車にタックルを積み込んで今年初めてのソロ釣行へと旅立った。行く先はギリギリまで悩んでいたがとりあえず南下することにした。いつもなら今回はあの水系、翌日はどこの沢!なんて出発前に入念?に地図とにらめっこするはずなのに今シーズンはどうも???である。いかんせんスイッチが入りきっていないのだ。それでも何となく水系をきめてのんびりと向かう。直前のコンビニで朝食と日釣り券を購入し、夜明け2時間前には到着。ちょっとだけ仮眠。朝起きると想像以上に寒い。たとえ九州といえども山間部はまだ早朝は冷え込む。震えながら身支度を終え渓へと入る。水温を計ると以外や以外!8度はある。この渓は昨シーズン2回ほどお世話になったのだが、型は望めないが数が出て渓相も面白い。更に水質も良好な上水量も豊富でシーズン初めの「勘」を取り戻す釣行にはうってつけだ!そしてヤマメは案の定沢山いた。最初は、渇水気味で川底に藻が大発生しているのを見て「この渓でもまとまった雨が降らないと厳しいのか」なんてちょっと意気消沈していたのだが、その思いは1投目からかき消された。1ポイントで数尾のヤマメがチェイスしてくるのだ。久々の体験でかなり興奮気味な僕!ん〜笑いがこみ上げてくる。ハイシーズンの源流部に立っているかのようだ!でも普通の渓流で、前日まで僕同様沢山のヤマメと楽しんでいたのだろうとおぼしき足跡が無数にある。タイミングが良かったのか?いやちょうど活性が上がったのか?朝からの3時間の釣りでどれだけのチェイスがあり、どれだけのヤマメ達に出会えたのか判らない位楽しませてもらった。去年の夏も、秋もいつも裏切られた事がない!でもこの渓は穴場でもなんでも無い。単純に魚影が濃いのだ!だから半分冬眠状態の僕の釣りにもヤマメが遊んでくれるのだろう。そしてここを訪れる釣り人達も魚と楽しむというスタンスを重視している人が多いのかもしれない。キープに関しては様々な意見があるが、僕は賛成でも反対でもない。個人の考えにお任せするという意見だ。お蔭様で僕の周りにはルアーマンも餌師もフライマンもそしてベテランからビギナーまで自然に、渓魚に敬意を表している素晴しい釣り人ばかりで本当に嬉しくなってくる。とにかく渓魚と自然は釣り人にとって財産であるわけだし限りある資源と揶揄し、魚と他の釣り人を思いやる事のできる釣り人が増えていけばいいなぁなんて思うのである。ちなみに釣りのほうは尺近くある(経験上?)大物もヒットしたのだ。もちろんバラしちゃったケドね!
さぁ今シーズンもどれくらいの感動に出会えるのかな。











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