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Oil Fin 2008-2

08' 04/06 忘れられたエノハ達を探せ text1


上流へ向かうと水量も安定してきた。これ位だと一般渓流と何ら変わらない




さてさて桜も満開になってきたし谷の水も少しずつだが緩み始めた季節になってきた。いつもならこの季節位から「デカバン」を求め本流に立つのが常なのだが、僕が向かったのは渇水期には干上がってしまうのではと心配されるような細い流れの、いわば沢である。今シーズンは可能性と新たな引き出しを増やす事を中心にやっていこうと考えている。「引き出し」についてはいずれTopicsで熱く語ることにして「可能性」とは何ぞや?って事なんだけど簡単に言えば、そこに渓魚が居るか居ないかって事になるんだけど、その対象となるフィールドは普通アングラーが敬遠してしまいそうな国道脇のボサ川であったり、下流域は干上がってる様な小川だったり、谷の枝沢なんてトコだ要はこんな所に!みたいな渓である。云わば「忘れられた渓」なのだ。そんな置き去り?隔離?されたエリアだから数は少ないだろうが個性はきっとあるはずだ!もちろん大物ハンターを名乗っている以上大きいのには出会いたいけど、そんなトコで40近くある大物といっても出会えても交通事故みたいなものだからその川のキャパで考えられる1番に出会えれば良いと考えている。そして、その川の一番に出会う為のストイックなパフォーマンスは相変わらずだけど突き詰めていくつもりだ。そんなフィールドに向かうわけだから求めている魚もパーマークのしっかり入った綺麗な魚体!あわよくばネイティブの血が・・・なんて可能性も考えていたりする。「それなら源流域行けば」って言われそうだけどそうなると「忘れられた渓」の意味が無くなってしまいそうな気がして・・・・
もちろん今年も源流域から本流まで大物との出会いを求めて彷徨うつもりだけどネ!で、今年の1回目の可能性に賭けた釣行は見事に空振り!その代わり「ムジナ」に出会えましたぁ!ムジナはご存知で?アナグマの事なんだけど僕は初めて出会っちゃって・・・・愛嬌のあるユニークな姿にちょっと笑いがこみ上げてきたりして。僕の指笛でやっとコッチに気づいて「山の道化者」はのたのたと消えていった。そこで僕も納竿!まぁシーズン始まったばかりだし初ムジナも見たし良しとしとこう!







20m程一緒に?釣り上ってやっとコチラの気配に気づいてくれた
なんとものんびりしたもんだ
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