良い目覚め!熱いコーヒーが美味かった^^
張り出した枝を気にしながらピンスポットへキャスト!・・・出来ればいいのだが
ヤマセミの家族が住むと言う事は魚が多い証拠!
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大自然の息吹をたっぷり吸い込んで熟睡した僕は、そのままテントを
張った渓へ早朝降り立った。狙うは本流指しの尺上!今日になれば
昨日の増水がちょっとは治まるかな?なんて期待していたのだが、今だ
水は出ており、それでも水質は超クリア!なんとか釣りになるだろうと
期待を膨らませミノーをキャストしていく。すると、ケラケラケラッ・・・・
何だ何だと思い振り返ると「ヤマセミ」ではないか!羽を広げると50cm
は優に超えている。それも何羽も居るではないか!ヤマメの宝庫ならぬ
ヤマセミの宝庫といった感じだ。いい渓だ!
小場所ではチビヤマメちゃんがミノーをひったくっていく。しかし今日は
尺上狙い!大場所に的を絞って、テンポよく釣上っていく。
今回感じたのは増水時のトレースラインと棚、そしてピンポイントの
コントロール!流れは押しが強く普通にミノーを引いても直ぐに流されて
しまう。しかし良型のヤマメは全て流芯からとびだしてくるのだ。また、
表層をトレースしても反応は殆ど無くしっかり底波を捕らえた時だけ反応
があるのだ。だからしっかりミノーをアピールできるラインどりとミノーが
底波を捕らえる波へのピンスポットキャストが重要になってくる。その為
僕は同じポイントで何度もキャストを繰り返した。理想的なラインをミノー
が描けるまでネ!でも不思議と「良い感じ」でトレースしている時は一発
で喰ってくるのだ。その点ではかなり勉強になった。多分平水時でも同
じ事なんだろうケド、でも“増水”という環境だったからこそ尚更意識出来
たのかも知れない。ヤマメは増水のおかげか?十分過ぎるほど出会え
た。それでも先程話したラインを外すと全く反応が無く、でもだからこそ
面白い釣りであった。そして、ちょっと開けた瀬の中からとうとう本命が
出た。フトコロの多い瀬の右側をじっくり攻めたが反応が無く、瀬の芯を
左側のピンスポットからミノーを入れ底をゆっくりとレースしているとき
ガツンときた!ただ、どう見ても放流系!しかも本流差しではないようだ
それでも満足^^沢山のヤマメに綺麗なヤマセミ。そして一応尺上に出会
えたのだから^^ |