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 07' 08/05 ヤマセミの笑う渓
良い目覚め!熱いコーヒーが美味かった^^

張り出した枝を気にしながらピンスポットへキャスト!・・・出来ればいいのだが

ヤマセミの家族が住むと言う事は魚が多い証拠!

 大自然の息吹をたっぷり吸い込んで熟睡した僕は、そのままテントを

 張った渓へ早朝降り立った。狙うは本流指しの尺上!今日になれば

 昨日の増水がちょっとは治まるかな?なんて期待していたのだが、今だ

 水は出ており、それでも水質は超クリア!なんとか釣りになるだろうと

 期待を膨らませミノーをキャストしていく。すると、ケラケラケラッ・・・・

 何だ何だと思い振り返ると「ヤマセミ」ではないか!羽を広げると50cm

 は優に超えている。それも何羽も居るではないか!ヤマメの宝庫ならぬ

 ヤマセミの宝庫といった感じだ。いい渓だ!

 小場所ではチビヤマメちゃんがミノーをひったくっていく。しかし今日は

 尺上狙い!大場所に的を絞って、テンポよく釣上っていく。

 今回感じたのは増水時のトレースラインと棚、そしてピンポイントの

 コントロール!流れは押しが強く普通にミノーを引いても直ぐに流されて

 しまう。しかし良型のヤマメは全て流芯からとびだしてくるのだ。また、

 表層をトレースしても反応は殆ど無くしっかり底波を捕らえた時だけ反応

 があるのだ。だからしっかりミノーをアピールできるラインどりとミノーが

 底波を捕らえる波へのピンスポットキャストが重要になってくる。その為

 僕は同じポイントで何度もキャストを繰り返した。理想的なラインをミノー

 が描けるまでネ!でも不思議と「良い感じ」でトレースしている時は一発

 で喰ってくるのだ。その点ではかなり勉強になった。多分平水時でも同

 じ事なんだろうケド、でも“増水”という環境だったからこそ尚更意識出来

 たのかも知れない。ヤマメは増水のおかげか?十分過ぎるほど出会え

 た。それでも先程話したラインを外すと全く反応が無く、でもだからこそ

 面白い釣りであった。そして、ちょっと開けた瀬の中からとうとう本命が

 出た。フトコロの多い瀬の右側をじっくり攻めたが反応が無く、瀬の芯を

 左側のピンスポットからミノーを入れ底をゆっくりとレースしているとき

 ガツンときた!ただ、どう見ても放流系!しかも本流差しではないようだ

 それでも満足^^沢山のヤマメに綺麗なヤマセミ。そして一応尺上に出会

 えたのだから^^
ラインを外さなければしっかりバイトが!

増水中だが流芯からこのサイズが飛び出してくる
尾びれに問題アリですが一応30cmジャスト

容姿はとても綺麗な尺ヤマメ
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