HOME >> FishingReport >> 07Report INDEX >> 07Fishing Report

 07' 04/21 ストリームセンス!

本流のエキスパートは源流でもエキスパートだった

僕の苦手とする落差のある源流でいろんなメソッドを

教わった!・・・・youさん精進いたします





天然系本エノハ!
捜し求めていたエノハ達である。

上はちょうど泣き尺の超〜カッコイイヤツ!
撮影中にネットを飛び越え川へ(><
よって全体の写真がありません。トホホ

下は無班の魚体!マダラと対照的だが
これも素晴しい本エノハだ

 南天渓流のyouさんと待ち合わせしたのは早朝の5時!

 とある駐車場で!元々本流派の2人での釣行は普通に考えれば

 悩まず本流なんだろうが、僕の「本流は連休明けからで今は

 渓流行きたい」っていうわがままを快く受けてくれて目指すは渓流、

 源流域!夜明けまでまだ時間がある。車中youさんから最近の

 目指す河川の状況を色々教えてもらう。

 「いやぁ〜相変わらず詳しいなぁ、ようリサーチしとるは」

 ほとほと感心する。2人で地図をみながらあーだこーだ話しながら

 谷が決定!先週youさんが入ったもう一つ上の谷!

 気になっている川だという。「先ずは行ってみよう!

 後はストリームセンスだね!」

 そう“ストリームセンス”!

 宮崎のトラウトチームnumaさんやkakuさん達のstreem sence

 (kakuさんはチームGの隊長でもある)の話しではない。

 とある雑誌でウン十年前に福岡のスーパートラウトマン○肥さんが

 語っていた言葉だ!「初めての川や移動しながら何処から入渓

 するか!流れや水質を見極め経験からココからだ!とうい場所

 を考える。そしてその区間で良い魚達に数多く出会える事!

 それは経験と川に対する読みなのだ!その読みを磨いていく!

 それをストリームセンスという」

 成る程と思った。そして僕らもストリームセンスを活かし入渓する。

 最初の川は人も入りやすく抜かれてるかな?なんて心配したけど、

 要所要所でヤマメが飛び出しかなり良い出だしだ!

 細い流れで落差がありインターバルが取れない谷は

 僕のちょっと苦手とする渓で、相変わらずキャスティングはド下手だけど

 それでもヤマメが笑えるほど出てくれる。

 「ん〜ストリームセンスあるね〜」なんて浮かれていたら大事件勃発!

 な・ナント僕のランディングネットが〜・・・・・・・・ないッ

 初めて付けたマグネットリリーサーが弱かったのか?

 いや単純に不注意!速攻川を下りネット探し!youさんには

 申し訳ないので釣りしてもらいながら僕は上ってきた川を

 下るハメに!・・・・・・・・あった〜安心はしたがかなり体力を消耗

 してしまった。トホホ

 その間youさんは真っ赤なまさに紅本エノハを出した!

 あ〜僕も見たかった!

 切りの良いところで次の谷へ!ここは誰も入ってなさそうだ!

 しかも僕好みのある程度水量のあるミノーにインターバルが取れる渓流!

 youさんがいきなり1本!その上で僕が出した固体は天然系と

 思われる泣き尺。本エノハだ!容姿、体色ともに原始の風貌である。

 これは期待できる!と上流まで詰めたがその後魚の気配が無く

 早々に見切りをつけ次の川へ!何本か見て周りとある源流へ!

 ここは落差があり流れが細く1本目の川同様、僕の苦手な谷

 だったが魚影はすこぶる濃い。しかも上流に行くほどGOOD!

 型は見れなかったが無班のエノハが出るのだ。これも天然系だ!

 素晴しい魚達だ!

 最後にその谷下流の渓流域を攻めたのだ。ここは入渓しやすく

 先行者もいたし新しい足跡もかなりあった。

 そんな時こそ僕のスイッチが!「ストイックな釣りだ」

 川幅、水量もあるので谷のように全て抜かれていない、でもプレッシャー

 はあるだろうと考え距離をとりロングキャストで居るであろう流れの

 筋をトレース。ここで喰うというところでミノーを停めると殆どバイトが!

 喰い波が出来る規模の渓流は本当に面白い!その流れを読むことが

 僕にとってのストリームセンスだから。

 もちろんyouさんもばしばし出している。二人で冗談言いながら夕刻

 タイムアップ!今日も楽しめた事に感謝の1日だった。
Front Report BACK Next Report