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Oil Fin 2009-10 | |||||||||||||
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のんびりとそして気まぐれな放浪の旅ももうすぐ終焉を迎えようとしていた。 気になっていた川、行ってみたい場所・・・・大満足で最高の気分の僕はこの旅をどういった形で終わらせるか考えていた。そして出した答え・・・・・・ 最後位は真剣にヤマメを狙ってみるか〜 やっぱそうなるとやっぱなじみの・・・・・・本流・・・・カナ? ![]() 早速地元のスペシャリスト!youさんに連絡を取ってみる。するとサイズは徐々に上がってきている。但し人も多い様に思える。そして最後に水量が・・・・・・といった答えが返ってきた。 ん〜ちょっと悩むなぁ!でもここ最近あの本流入ってないし、でも最後は行きなれたトコで〆たいし〜 で、結局決定!まぁ本流釣り好きですから! どうせ入るんだったら夜明けから入りたい。でもまだ今年の年券買ってない。youさんに相談すると彼のなじみの釣具店が早朝に特別に空けて待っててくれるとの事。本当に有難うございました。 そして、その日に備え早めの就寝!当然車中泊! まだ空けきれぬ早朝の道を鼻歌交じりで東へ向かう。お店につき申し訳なさげに扉を開けると、オーナーさんが眠そうな目で起きて来られた。年券に記入しながら一昨年の50UPの話で盛り上がる。そして今年の川の状況の話へ・・・・・ 水質の話し、魚の話し、支流の話し、山の話し・・・・・・・・・・お互いに凄く共感できる話題が多く、とにかく朝から熱い会話へ流れ込んでいく。この手の話は嫌いじゃない。むしろ大好き。 そして僕は思う。今の川を渓を回復させるには、局部的な瞬間的な「西洋医学」ではダメだと。原因を根本から見直し時間をかけて無理なく生き返らせる「東洋医学」的発想がないと・・・・・・・ ![]() そうです。2時間近くも話しこんでしまい辺りはすっかり明るくなり 1日の生活が完全に始まっていた。 まぁ僕の釣りなんか、寝坊は当たり前の寄り道ばっかの釣りだから全然焦ってはいないんだけど・・・ お店に別れを告げ、いざ本流へ! 最初に考えていたポイントへ行くと既にアングラーの姿が・・・・更に次のポイントも・・・・・まぁこんなもんでしょう! やっぱ土曜の人気河川は人多いなぁ〜 とりあえず次のポイントは空いていたのでそこに入り早速釣り仕度に!僕の場合この準備がまた遅い・・・・・・ そんなこんなでやっとこさ本流に立つ!久しぶりのこの川はやっぱ気持ちイイ! しかしこの濁りとヌルは・・・・水量が少ないのは仕方ないとしても、水質がこんなに悪くなっているのには本当にがっかりさせられた。とにかくヌルが多く、あの渓流のような水質を誇った本流はどこへって感じ。あの頃の素晴しい流れを知ってる人間からすれば、ちょっと寂しい気持ちになる。それでも濁りは徐々に取れて透明感が戻ってくる。 さぁやりますかぁ〜! 一人気合いを入れてファーストキャスト!周りは昨日まで攻められたであろう新しい足跡だらけ! まぁ未開の本流なんて今時無いに等しいし〜このハイプレッシャーを楽しむのも本流の醍醐味! 最初に選んだのは激流の帝王、ソルティーブラウニー13cm!どんな激流でもものともしない頼りになるミノーだ。 ただ単に結果を求めるのなら6〜7センチ程のミノーで十分。でも僕は狙う魚にこだわりたい。そのミノーのサイズにバイトしてくるヤツと楽しみたい。出なけりゃそれは仕方ない。そんな気持ちで本流に立っている。 そして今回の攻略の「キモ」はピンポイント! ![]() 通常だといかにミノーを長くアピールできるかで「扇状」にドリフト&トゥイッチするのだが、こうハイプレッシャーだと逆にそれが命取りになると考えた。そう!ミノーを長く見せる事で益々魚に警戒心を与え口を使わないんじゃないかと。 例えば1つの瀬や淵の中で10m四方のよさげな流れ(ポイント)があるとしよう。 しかし、その流れの中にも魚の着く筋は決まっていて、それが見切れないとやみくもに全体をトレースしてしまう。 もちろん活性が高い時はそれでも十分闘えるし、ある意味効率はイイ。しかしプレッシャーの高い場合は簡単に出ない。更に扇状のドリフトにより遠くからミノーを見せている事で、魚を擦れさせているのでは?逆にピンポイント攻略は流れを読み、波筋を見切る!突然目の前に現れたミノーがギラッとヒラを打つ。それにたまらず魚は反射的に口を使ってしまう。そう魚の本能を刺激するリアクションバイトの釣りなのだ。言うなれば前者が横のアクション!後者が縦のアクション!って事になる。もう1つ付け加えれば、ドリフトの釣りはミノーを見せる時間が長いため、チェイスした魚が飽きる感じがする。イイトコまで追って戻っちゃうみたいな!追っても乗らない現象〜そしてバイトもテールフックが多いような・・・その為バラシも・・・・・・逆にピンポイントU字は完全なリアクション!フロントフックにガッツリって感じが多い!どちらかというと渓流でのアプローチに似ている。そして魚の着き場のピンスポットを攻略する事でもっと本流釣りが面白くなるのでは?と思うんだな。もっと言ってしまうと、狙い込む事によって「釣れた」のではなく「釣った」という満足感が得られるんだよなぁ・・・・・・・・って単なる能書きです 白泡の流れの筋を縦に狙う。そして細かく小さなU字を入れ魚を誘う!すると待望のバイトが!出てきたのは8寸弱のミノーに似合わないヤマメちゃん。それでも久々の本流ヤマメってこともありメチャ嬉しい。優しく流れに戻し、再度流すと同サイズがもう1本!もう1つ上の瀬をやると更にもう1本。イイぞ〜パターンは合っている。出足好調じゃん! でももう少しイイサイズが欲しい。 移動して橋の上からポイントを見ていると、そこで釣っていたアングラー2人が移動している。早速入ってみると・・・・ここも8寸。ん〜良型は抜かれてる?それから何度か移動してみたが結果は同じで数本の7,8寸クラス。気が付くと11時を完全に回っている。 魚はそこそこ出る。狙いは合ってると思う。後はタイミングかな〜 なんて考えながら最初に考えていたポイントの前を通ると朝いたアングラーが居ない。ならばダメ本で・・・・・・・・・・ ![]() 日はすっかり高くなり水温も上昇してるだろう?魚は底に付いてると考え、中・下層を狙える半ディープ、、本ディープ9cmのローテーションに変える。上の瀬を叩いた後一つ下のメインのガンガン瀬へ!ココしかないと思ったピンスポットだが押しも強く中々ミノーが入らない。3投目!波筋からうまくミノーが入った。間違いなく底を取れてるのが解る。トゥイッチを刻みながら小さくU字を入れた瞬間! ドカ〜ン!待望のバイト!ガガガガッー!一気に激流に乗って下る。ジジッー!ドラグが小気味よく鳴り、ロッドは弧を描いたままだ。 グングン流れに乗り抵抗を見せる魚。僕は反射的に腰を落とし、魚の引きに対応できる体制をとる。ん?ニジマス? 久々の良型にヤマメとニジマスの引きの違いも忘れてしまっている。必至のヤツの抵抗を何とか交わし、魚の引きがちょっと弱まったのを感じると寝かしていたロッドを立て魚を浮かせる。「オォ〜ヤマメ〜!イイ型やん」 ちょっとずつ息を吸わせそっと寄せに入る。そして無事ランディング! 「ヤッタ〜!!!」体の力が一気に抜けるのが解る。とうとう引っ張り出した!ウレシイ! 視線を感じ振り返ると3名のアングラーが拍手してくれていた。流石に悪い気はしない。僕もテンガロンハットを取ってテレながら軽く会釈。喝采に答える。 年々水質も水量も悪くなってきている。それでもヤマメは力強く生きながらえてるんだよな〜
この一本で安心したのか?今までの旅の疲れなのか?一気に眠気に襲われ、午後からは木陰でお昼寝! そして大満足で帰路につく・・・・・・・・・・・ まるで映画のようなエンディング! 見知らぬ土地での数々の感動。 この素敵な放浪の旅の最後を締めくくるのに相応しい良い型のヤマメにも出会えた。 最高に良い思い出の連休だったなぁ〜。 そういろんな事があって、まるでドラマでも見てるのが如く・・・・・・ とてもとても素敵な旅でした。 |
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